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【2023年最新版】ミステリー初心者も必見!おすすめのミステリー小説3選!

犯罪や事件の謎を読者とともに解いていく「ミステリー小説」。
鮮やかに伏線が回収されていく気持ち良さや一緒に犯人を推理する面白さが魅力で、どんでん返しに度肝を抜かれる作品も多く読み始めたら時間も忘れて没頭してしまうこと間違いなしのジャンルですよね!

今回はミステリー小説好きの筆者が最近読んで面白かったオススメのミステリー小説をご紹介したいと思います♪

自称ミステリー小説への評価が厳しい筆者が、悩みに悩んで3冊厳選してみました!笑
ミステリーはかじったことがないけど・・・という方にも入りやすい作品ばかりです。
ぜひお時間のある時に読んでみてくださいね♪

【2023年最新】ミステリー好き必見!おすすめのミステリー小説

それでは早速ご紹介させていただきたいと思います♪

 浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』


六人の嘘つきな大学生 (角川文庫) [ 浅倉 秋成 ]

あらすじ

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。
角川文庫

2022年本屋大賞にノミネートされた浅倉秋成さんの著書『六人の嘘つきな大学生』。
就職活動をテーマに、就活生が繰り広げる心理戦を描いたミステリーです。

私は、結末もさることながら、この本は構成が面白いなと思いました!
読者にしっかりとミステリーを堪能させる用意がある。こちらもそれに応えて「誰が犯人だろうか」と予想する。
そのワクワク感を目一杯引き出してくれる作りになっています!

会話も設定もイマドキで、とても読みやすいです。
心理戦とどんでん返しに、思う存分のめり込んでみてください♪


六人の嘘つきな大学生 (角川文庫) [ 浅倉 秋成 ]

★こんな人にオススメ!
・難しい文体や堅苦しい設定が苦手
・ストーリーを追いながら犯人を考える王道ミステリーが好き

湊かなえ『リバース』


リバース (講談社文庫) [ 湊 かなえ ]

あらすじ

深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。淡々とした日々が急に華やぎはじめ、未来のことも考え始めた矢先、美穂子にある告発文が届く。そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていた――。何のことかと詰め寄る美穂子。深瀬には、人には隠していたある”闇”があった。それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、懊悩する。
講談社文庫

『Nのために』『白ゆき姫殺人事件』『告白』などで知られる湊かなえさんの作品。

『告白』を読んだことのある方ならば、鳥肌を通り越して悲鳴が出るほどのラストに衝撃を受けたという人も多いのでは。
静かな語りの中に気づかないほどのさりげない伏線を潜ませ、衝撃的で余韻の残るラストを迎える。
「イヤミスの女王」湊かなえさんの魅力ですよね。

(※イヤミス・・・「読んだ後イヤな気持ちになるミステリー」の略称。ミステリーファンの間で「後味が悪く裏切られた気持ちになる作品」に対して使われる。)

本作は『告白』に比べるとイヤミス度はやや低いので、告白はトラウマ級だった・・・という方にもオススメできます。
筆者自身コーヒーが好きなのもあり、コーヒーが趣味の主人公に共感できる部分があって、コーヒーについての知識を知れるのも面白く、サクサクと読み進められました。

巧妙に散りばめられている、伏線とも思っていなかった要素が鮮やかに回収されていく感覚を、ぜひ体感してください!


リバース (講談社文庫) [ 湊 かなえ ]

★こんな人にオススメ!
・ヒヤリとしたい、ゾクゾクしたい
・軽めのイヤミスから入ってみたい

杉井光『世界でいちばん透きとおった物語』


世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫nex(ネックス)) [ 杉井 光 ]

あらすじ

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが――。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。
参照:新潮社

次にご紹介したいのは、杉井光さんの著書『世界でいちばん透きとおった物語』。
2006年に『火目の巫女』でデビューされた杉井光さんの話題の新作です!

これは、ここ最近読んだ中で色んな意味で衝撃的だった。
それでいて、もはや何一つ語ってはいけないというか。笑

作者の情熱というか、執念を感じます。
どこで真相に気づいても鳥肌が立つミステリーは、本当に珍しい。

いや、もうこれ以上語るのが危険だ!笑
これはとにかく、これ以上の事前情報なしに読んでみてください!


世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫nex(ネックス)) [ 杉井 光 ]

★こんな人にオススメ!
・これまでにない斬新な作品が読んでみたい
・定番ミステリー以外も読んでみたい

筆者イチオシのミステリー小説でした

今回は筆者イチオシのミステリー小説をご紹介させていただきました♪
いかがでしたでしょうか?
話題の新作の中でも「衝撃作」「鳥肌の立つラスト」を中心に厳選してみました。
お時間のある時、ぜひ読んでみてくださいね〜!

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