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「30歳までに結婚・出産した方がいいよ」29歳ハラスメントについて考えてみた

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編集長

こんにちは!DINKS MAGAZINE 編集長です!

みなさん、突然ですが「30歳までに○○した方がいいよ」と人から言われたことや、自分自身で「30歳までに○○しないと・・・」などと感じたことはありますか?
私はあります!
人から言われたことはありませんが「30歳までに結婚して子供を産む」のが一般的なことだと思って生きてました。
今思えば年齢は数字でしかなく、それまでに何かしないと人生がどうこうなるわけはないのですが、ある種「呪い」のように30歳という壁を高く重く捉えて生きてきた方は私以外にも多くいらっしゃることと思います。
出産については女性が言われることが多いと思いますが、男性の場合も「30歳までに起業や転職するかを決めた方がいい」など言われたことがある人もいるのではないでしょうか。

そんな30歳の呪いのようなものを無意識に感じて生きてきた私が、先日とても興味深い動画に出会ったのでご紹介したいと思います!

TBSテレビ NEWS DIGの「29歳ハラスメント」に共感!

私が先日見た動画というのがこちら。

動画:TBSテレビ NEWS DIG編集部

「30歳までに〜しないと」など、周りからの圧力を感じることがあることを日比アナが「29歳ハラスメント」と表現していて、「なるほど!それだaaaa!」と思いましたw

「30歳までに結婚したら?」「30歳までに子供を産んだ方がいいよ」など、実際に言葉で言われたことがある人もやはり多いみたいですね。

30歳までに結婚して、家族を作る。
物心ついた時から自分の中にもなんとなくあったこのイメージ。
番組内で若新さんが「共同幻想」という言葉で表していました。
共同幻想とは、人間が集団を形成するときに生み出される幻想のこと。
30歳までに結婚して、子供を産むというのが社会的な理想形となっていて、大多数の人がその幻想を信じて生きている、というわけですね。
納得です〜。

しかし、なぜそのような風潮が時代が変わっても根強いのか?
学校でそう習ったわけでもなければ、メディアなどで吹聴されているわけでもない・・・。
これも若新さんがスッキリさせてくれました。
ざっくり言うと、「29歳ハラスメント」は「30歳までに結婚し、子供を産む=幸せ」というのを実際に体現してきた、少し上の世代の方達に押し付けられて生まれたのではないかというわけです。

もちろん「自分がそうしてよかった、そうして幸せだった」と感じているからこそ、おすすめしている側面もあるでしょうけれども、その一方で「自分はそうしてきたのに、他の人たちが違う道を行ったら自分の選択を否定されたように感じる」気がして、半ば自分自身の人生を肯定したい意味で、人に言う側面もあるのではないか、と。

自分がした選択の結果や責任は、自分自身が負うべきであり、それがたとえ苦労や後悔につながったとしても、「自分の人生は自分で決めるべきだ」という時代にだんだんとなってきていますよね。
それが「多様性」にも通じるわけなんですが、結婚や出産のタイミング、キャリアをどうするかどうかなどは、その人自身が悩むべきこと、その人自身の課題であって、人にとやかく言われる筋合いはないわけです。

まあ番組内でも言われてますが、なんでもかんでもハラスメントと表現してしまうと、意見を言うことすらままならなくなってしまいますが、「30歳までに○○した方がいい」と押し付けるような発言をするのは人によっては不快な気持ちにさせてしまう可能性が高いので控えた方が良さそうですね!

29歳ハラスメントの実態は

「29歳ハラスメント」、実際に感じている人の声を見てみましょう。

「30歳までに結婚や出産をした方がいい」と言われたことがある人は、Twitterをチラッとのぞいただけでも結構いますね。
言う側も悪意がある人ばかりではないので難しいところですが、やはり30歳を目前に、焦りを感じてしまっている方は多いみたいです。

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