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50代のDINKs夫婦必見!介護に必要なお金と自身の老後までに稼ぐ方法【50代DINKs向け】

50代を迎えると、そろそろ介護や老後について考える瞬間が増えてくると思います。
しかし「介護に必要なお金っていくら?」と聞かれても、イメージが湧かない人が多いのではないでしょうか。
実は、介護は思っている以上にお金が掛かります。

また、自分たちが60代に突入する頃には収入がグッと下がってしまうので、多くのお金を稼げる50代までの間に少しずつ準備を始めることが重要です。
直前に備えていては間に合わない可能性があるので、介護に必要なお金について今のうちに理解しておきましょう!
過去に先輩夫婦たちが苦労したお金の悩みから教訓を得て、早期に対策を施すことがゆとりある人生に繋がります。

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副編集長

そこで本記事では、介護で必要になるお金についてまとめてみました。
内容は50代のDINKs夫婦を対象にした内容がメインになっていますが、20代〜40代のDINKs夫婦もいずれ直面する問題です。
ぜひ「自分には関係ない」と思わず目を通してみてくださいね。

DINKs必見!介護に必要な金額はいくら?

生命保険文化センターのデータ(平成30年度)を元に計算したところ、一人あたりに必要な介護費用は平均580万円でした。

介護にはまず環境整備のための一時金が必要です。

一時金の使用例をあげると、

  • 自宅で介護するための介護用ベッド
  • 介護用のお風呂
  • トイレの手すり設置
  • 消耗品(おむつ代など)
  • 自宅のリフォーム

などがあります。
これらの一時金は平均して70万円ほど掛かると言われています。

一方で、有料老人ホームなどの介護サービスが充実した施設で暮らしやすい環境を求めるのであれば、より多くのお金が必要です。

どのような環境で暮らしたいかによっても必要なお金は変わってくるので、将来について話し合っておきたいですね。

現時点でのお金の蓄えが多ければ今から補うお金の必要額も減ります。
貯金も重要ですが、把握しておきたいのは受け取れる年金額です。

こちらは将来も全くもって同じ平均受給額が維持されるかは定かではありませんが、現時点での厚生年金の平均受給額は14.5万円/月に対し、国民年金の平均受給額は5.5万円/月と言われています。
国民年金と厚生年金とで年金受給額は月に9万円もの差があります。

自分たちが今から備えるべきお金について具体的に考える上で、前もって年金受給額も把握しておきたいですね。

自分たちが老後までに稼げるお金

dinks 介護

必要なお金についてざっくりとわかったところで、後は必要なお金を計画的に貯めていこうという話になります。
ただし、必要な金額を試算する時に注意してほしいポイントがあります。
それは収入は歳を重ねるごとに減っていくという点です。

こちらのデータをご覧ください。


参考:【厚生労働省】平成30年 国民生活基礎調査の概況

世帯主の所得は40代・50代をピークに、60代(定年)になると3割近くも所得が減少していることが確認できますね。

DINKsの方は子供を育てるために必要な教育費がいらないので、その分を生活を充実させるために充てる夫婦もいます。
50代の頃は収入も高いのであまり気にならないのですが、親の介護が必要になった頃にはじめて「今のままではお金が不足してしまう」ことに気づくケースも結構あります。

収入に余裕がある時は備える必要はないと思ってしまうのがごく普通だからです。

しかし、今ある収入がこの先ずっと続くことはまずあり得ません。
複数の収入源を持たない限り、基本的には下がっていきます。
だからこそ、収入に余裕のあるうちから早めに資産形成をしておくことがとても重要になります。

50代から始める老後に向けた資産形成

中には自分たちが今50代で「資産形成はもう間に合わないのではないか」と、どうして良いかいいかわからず絶望している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここで一番やってはいけないのが「今からではもう無理だ」と諦めて、自身の老後に備えることを放棄してしまうことです。

  • 生活水準を少しだけでも下げる
  • お金の使い方を見直す
  • 貯蓄用の口座を作り天引きで毎月数万円ずつ貯金する

など、今からでも行動にうつせることは必ずあります。
少額からでもいいので、まずは出来ることから始めましょう。
もしどうしていいかわからない場合は、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに相談するのも一つの手だと思います。

介護に必要なお金は平均580万円!なるべく早期の資産形成が重要

介護に必要なお金の平均額は580万円ほどでした。
この数字は要介護度の区分や、お金の蓄えがどの程度あるかによって大きく変動します。
そのため一概には言えませんが、580万円を目安に自分たちが稼ぎのピークを迎える50代までの間に少しずつ資産を形成しておけば余裕で間に合います。
もしすでに50代を迎えている場合でも「もう無理だ」と諦めず、今から少しずつでも行動を改善して老後に備えて貯めていきましょう。

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