DINKs

子供が欲しくなかった元DINKsの私が「子供が欲しい」と心変わりした理由

こんにちは。DINKS MAGAZINE コラムニストのLunaです。

世の中には「子どもが欲しい」という夫婦もいれば「DINKsとして夫婦二人だけで生きていきたい」という夫婦もいます。
また、「子どもは欲しいと思うけど育てられる自信がない」という悩みを抱えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は実は昨年まで「DINKs夫婦として生きていきたい」と思っており、旦那にもそのように伝えていました。
しかし心境に変化があり、現在は子育てを前向きに考えています。

そこで今回は、もともとDINKs志向だった私が「子どもを育てたい」と心変わりしたきっかけについてお話ししたいと思います。

私がもともとはDINKs志向だった理由

実際に子育てを真剣に考える年になるまで私は「子育てをすること」を夢見て生きていました。
そんなもともとは子どもを育てることに前向きだった私が「DINKsとして生きていきたい」と思っていた理由をまずはご紹介します。

  • 周囲の人の子育てを見て自分にはできそうにないと不安に感じた
  • 以前就いていた仕事が多忙で子どもを育てることを考えられなかった
  • 産後に実家に里帰りしたくない(産後に頼れる人がいない)
  • 旦那が仕事で忙しくワンオペ育児になりそうだと思った
  • 旦那と話し合いができないことが多く、子育てで悩んだ時一人で悩みを抱えるのではないかと不安だった
  • 幼少期に良い思い出がなく同じような思いを子どもにしてほしくなかった
  • 仕事から離れ、産後に仕事に復帰できるのか不安だった
  • 子どもはいなくても旦那と二人での生活に満足していた

他にも理由やきっかけはありますが、主に上記のような理由で私はDINKsとして夫婦二人で生きていきたいという考えになりました。

結婚前、旦那に初めて「夫婦二人で生きていきたいと思っている」と相談しました。
旦那は私の考えを頑なに否定はしませんでしたが「でもやっぱり子どもは欲しい」「きっと子育てできると思う」とも言っていました。
これからの人生を共にするにあたって、子育てに対する価値観は擦り合わせなければいけません。
私たちは話し合いを重ねました。

まずは、産後、実家に帰りたくない理由を理解してもらいました。
そして、先ほど述べたような出産後に予測されるどういう状況が不安なのかについても具体的に伝えました。
私が子どもを育てたくない理由を芯から理解しようと努めてくれた旦那は「DINKs夫婦として二人で生きていく人生でもいいよ。二人でたくさん海外旅行にいきたいな」と言ってくれました。
こうしてDINKs夫婦として生きていこうと気持ちを同じくして結婚しました。

DINKsの私が「子どもが欲しい」と心変わりしたきっかけ

このように旦那と「DINKs夫婦として生きていこう」と価値観の擦り合わせをして結婚しました。
ですが「やっぱり子どもが欲しい」と心変わりをしたきっかけがありました。

  • 身近な友人が何人か出産し、赤ちゃんを抱っこしたり、子どもたちと遊ぶ機会が増えた
  • 旦那が甥っ子と楽しそうに遊んでいる姿を初めて見て子どもが好きなのだと実感した
  • 初めて会った旦那の家族や親族が優しく頼れる気がした
  • 旦那がきちんと話し合いに応じてくれるようになり、一人で抱え込まずに話し合えるようになった
  • 旦那が家事を手伝ってくれるようになり、子育てをするビジョンが見えてきた
  • 気を使う友達との縁を切ったことで人間関係の悩みが減った
  • 転職し自分の時間ができたことで心に余裕が生まれた
  • 仕事先で評価され、自分に自信が持てるようになった
  • 結婚して2年後に旦那から「やっぱり子どもが欲しい」と相談された

これらのことをきっかけに「子どもが欲しい」「私にも子育てができるかも」と前向きに考えるようになりました。
特に、産後里帰りするつもりがなく、頼れる人がいないことに不安を覚えていましたが、旦那の家族がとても親切で、家族として心から頼れるかもしれないと思い始めたのが大きかったですね。

子どもを持たない人生を選択したけど「自分」が心変わりしたらどうする?

子どもはいらないと思っていたけれど、私のように、ちょっとしたきっかけで「やっぱり子どもが欲しい」と心変わりすることがあるかもしれません。
生きていくうちに状況や環境が変化していき、感情も変化していくのは自然なことだと思います。

もし心変わりしたのであれば、早めに「子どもがいる生活もいいなって思うようになったんだけど、どう思う?」と、パートナーに話してみるのがいいと思います。
DINKs志向のパートナーであれば最初は当然反対されるかもしれません。
ですがその一言をきっかけに、子どもがいるとき無意識に目で追ってみたりとパートナーも子どもに対して興味を持ち始め、前向きに考え直すかもしれません。
そして、私たちのようにきちんと向き合って何度も話し合いを重ねるべきだと思います。

子どもが欲しいけれど不妊などの理由で子どもが授かれない場合もあります。
そうした際には「養子縁組」という選択肢もあります。
私自身ももし子どもを授かれなかった場合には養子縁組を考えています。

養子縁組について興味があるという方がいらっしゃいましたら、以下の記事で養子縁組についても紹介していますので、こちらもご一読くださいね。

DINKsだけど子どもが欲しくなったらどうする?DINKs夫婦が養子縁組をしたケース

子どもを持たない人生を選択したけど「相手」が心変わりしたらどうする?

DINKsとして生きていくと決めた夫婦でも、30代後半〜40代くらいになって心変わりする人は多いようです。
理由やきっかけは人それぞれだと思いますが「子どもが欲しい」と心変わりする日は突然やってくるかもしれません。

自分は変わらずDINKsのまま生きていきたいと思っているけれど、相手が「子どもが欲しい」と心変わりすることもあると思います。
「子どもはいらないって言ってたから結婚したのに」「歳をとってから言われても困るよ」と揉める夫婦もいるようです。
一緒に生きていくと決めた夫婦でも、お互い自分自身の人生でもあるのでどちらか一方の生き方を優先するというのは心苦しい決断です。
しかし、長い人生ですから心境が変わることは誰しもあるのではないでしょうか。
きっとパートナーも勇気を振り絞って話を切り出したはずです。
頭ごなしに否定せず、まずはきちんとパートナーの話に耳を傾けてあげてくださいね。

DINKsとして生きて行くのも、途中で思いが変わり子育てをする道を行くのも、二人で決めたことならばきっと素敵な人生になります。
考えが異なった場合でも、お互いに後悔する余裕を残さないほど全力で向き合い、話し合ってみるといいのではないかと思います。
私たちも人生の大きな岐路に立つたびにそうしていきたいと思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
このコラムを読んだことで「子どもが欲しいと心変わりしたらどうしよう」と不安を抱えているDINKsの方々の気持ちに少しでも寄り添えていたら幸いです。

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