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「アダルトチルドレン」とは?アダルトチルドレンはDINKs志向が多い?

「アダルトチルドレン」と呼ばれる人々がいることをご存知でしょうか。
テレビやネット上などで近年よく耳にするようになったと思います。

アダルトチルドレンとは、幼少期に機能不全家族の中で育ち、大人になった人たちのことを指します。
虐待やネグレクト、親の期待に添うような生き方に縛られるなど、過去の傷ついた経験から「自分の感情がわからなくなってしまった」「居場所がないと感じる」「孤独感に苦しんでいる」といった生きづらさを抱えています。

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Nana

本記事では、アダルトチルドレンについて詳しく掘り下げていくとともに、DINKs志向との相互関係についても探っていきます。

「アダルトチルドレン」とは?

アダルトチルドレンとは、子ども時代に家族関係の中で心の傷を負い、主に生きづらさや人間関係の構築に苦しんでいる人々のことを指す言葉です。
医学的な診断名ではありません。
元々は親がアルコール依存症の家庭で育った人を指す言葉として提唱され始め、現在では虐待やネグレクトなどのある機能不全家族で育った人のことも指す言葉として広く使われるようになりました。

自分の感情との向き合い方がわからず悩んだり、人との距離感がわからず対人関係でつまづくなど、生きづらさを抱えて生きる人が多いと言われています。

アダルトチルドレンの特徴には以下のようなものが挙げられます。

  • 自己肯定感が低い
  • 自分の判断に自信が持てない
  • 人との距離感が掴みにくい
  • 特定の相手に依存しやすい
  • 人の意見を気にしてしまう
  • 嫌われたくないため自分の意見を抑えがち
  • 自責の念を持ちやすい

中でもアダルトチルドレンの一番の特徴は「自己肯定感が低い」こと。
「自己肯定感」とは「自分は価値のある人間だ」と自分で信じられる感情のことです。
自己肯定感を持つには「ありのままの自分を受け入れてくれる人がいる」「ありのままでも自分は愛されている」と実感することが大切だと言われています。

しかし、親から虐待を受けたり、育児放棄をされたり、勉強など過度な期待に応えさせられて育つと「いい子にしていないと自分は愛されない」「誰からも愛してもらえない」と、自己肯定感の低い子供になってしまいます。
条件付きでしか愛されないと感じて育った、または愛情をほとんど受けられずに育った人は、大人になってからも欠乏感や疎外感に悩み、居場所がないと感じやすくなります。

アダルトチルドレンの特徴が顕著にみえはじめるのは20代半ばにさしかかってからと言われています。
社会に出たとき、対人関係で悩んだり、他人との違いに気がつき始め、アダルトチルドレンの影響を感じるようになるそうです。

アダルトチルドレンはDINKs志向が多い?

アダルトチルドレンは、自身の幼少期の経験から子育てに対するハードルを高く感じていたり、子供を持たないDINKs志向の人が多いのでしょうか?
ネット上の声をのぞいてみました。

DINKsという生き方を選ぶ人にはさまざまな理由がありますが、「自分の子供に同じ思いをさせたくない」という理由からDINKsの道をいくアダルトチルドレンの人も多くいらっしゃるようです。

こちらの記事もぜひご一読くださいね。

「機能不全家族」とは?機能不全家族で育った人は子育てに向いてない?

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